顎関節症／食いしばり／歯ぎしり

「口を開けるとカクッと音がする」「朝起きたときに顎が痛い」「口が開けづらい」「なんとなく噛みにくい」――
こうした症状が続いている方は、もしかすると顎関節症かもしれません。

顎関節症は、ストレスや歯ぎしり、食いしばり、姿勢の乱れ、噛み合わせのズレなど、さまざまな要因が絡み合って起こる複雑な症状です。原因がはっきりしないことも多く、「そのうち治るかな」と放置してしまう方も少なくありません。

しかし、噛み合わせに問題がある場合は、歯科での治療により症状の改善が期待できます。

「噛んだときに違和感がある」「左右で噛み方が違う気がする」など、噛み合わせに心当たりのある方は、ぜひ一度ご相談ください。当院では、患者さんの症状や生活習慣を丁寧にヒアリングしたうえで、顎関節の状態や噛み合わせを精密に診断し、それぞれに合った治療法をご提案しています。

スプリント療法とは、専用のマウスピース（スプリント）を就寝時などに装着し、顎関節や筋肉への負担を軽減する治療法です。

「顎が痛む」「朝起きると顎がだるい」「歯ぎしり・食いしばりを指摘された」などの症状がある方に効果が期待できます。

スプリントには次のような役割があります。

✅噛みしめや歯ぎしりによる力の緩和
✅顎関節の動きを安定させ、負担を分散
✅筋肉の緊張をゆるめてリラックスさせる
✅噛み合わせの状態を観察し、治療計画に活用

スプリント療法は特に「原因がはっきりしないけど顎に違和感がある」という方に適用します。

顎関節症の原因の一つに、「噛み合わせのズレ」や「歯並びの不調和」があります。

こうした噛み合わせの問題に対しては、矯正治療によって症状の緩和や再発の予防が期待できます。

当院では、以下のような矯正方法に対応しています。