あべのハルカスタワー館21F歯科医院あべのハルカスAKIデンタルクリニック

喰いしばることは歯にも体にも良くありません。

「噛みしめ・呑気症候群」という病気をご存知ですか?

呑気は「のんき」と読むのではなく「どんき」と読みます。意味は「空気を飲みこむ」こと。
知らず知らずのうちに空気を飲みこんで、胃に空気がたまり、お腹が張ります。ゲップがよく出るなどという症状の出る病気です。胃腸の症状だから、内科や外科、胃腸科を受診しても特に異常が見つかりません。

こんな時は「噛みしめ・呑気症候群」が疑われます。無意識な噛みしめを日常的にしていると、噛みしめるたびに、唾液と一緒に口腔内の空気も飲みこんでしまいます。口腔内の空気は3~5ml、1回の噛みしめでこれだけの空気を飲みこんでいます。

「噛みしめ・呑気症候群」の大きな原因はストレスです。
ストレスを感じると、知らず知らず奥歯を噛みしめ、その時、舌が上顎に押し付けられ、唾液が喉の方に流れ、この時に、空気も一緒に飲みこんでしまうのです。

胃の膨張感、不快感、ゲップ、食欲不振だけでなく、噛みしめるたびに噛む筋肉、つまり咬筋、側頭筋を使い、顎の痛み、こめかみの痛み、目の奥の痛み、肩のこり、緊張性頭痛などさまざまな症状を引き起こします。最悪の場合、うつ状態に陥ることもあると言われています。

日常的に歯を喰いしばっているかどうか、歯ぎしりをしているかどうかは歯科医院ですぐわかります。
歯の咬合面のすり減り方、上顎と下顎に骨の隆起、歯の根元のくさび状欠損などを診て喰いしばりの有無が判断されます。

実は私(AKIデンタルクリニック院長)には喰いしばりの証拠の下顎骨隆起があります。私の口の中の写真です。長年の喰いしばりの結果、下顎の骨が変形しました。